【知らないと危険!】パンセダンの副作用と効果について徹底解説!
パンセダンは植物性の成分なので、習慣性などの副作用が少ないことが特徴です。ここでは、パンセダンの副作用や効果、睡眠薬の違いなどについてご紹介しています。
パンセダンと睡眠薬は全く別のもの?
パンセダンは佐藤製薬から販売されている植物性の鎮静剤です。指定第2類医薬品に分類されており、薬局やドラッグストアで市販されています。
パンセダンはイライラや緊張などで高ぶった神経を緩和してくれる働きがあります。眠る前に神経が高ぶっていると寝つきが悪くなり、ようやく寝付けたとしても睡眠が浅くなり、途中で目を覚ますことが多くなります。
寝る前はリラックス状態に
睡眠前はリラックスして、副交感神経が優位な状態がベストです。(脳が興奮している場合は、交感神経が優位な状態。)脳がリラックス状態で眠りにつくと、自然に寝付くことができ睡眠も深くなります。睡眠が深くなると眠っている間に日中のダメージが修復されて、効果的に疲労回復が行われます。
パンセダンは脳の緊張を和らげてくれるので、眠りにつきやすくなる効果が期待できます。この効果は公式には記載されていませんが、パッケージに描かれている月のイラストからも想像できるように、不眠に一定の効果があるようです。
医療用の睡眠薬とドリエル、パンセダンの違いは?
医師の処方が必要な睡眠薬も脳の興奮を抑え、リラックス状態を作ることで眠気を誘発します。パンセダンと一般的な睡眠薬の違いを表にしてまとめてみました。
パンセダン |
医師の処方が必要な睡眠薬 (BZD・非BZD系) マイスリー・レンドルミン等 |
|
効果 |
・イライラ感や緊張感、興奮感の鎮静 ・上記にともなう頭重、疲労倦怠感の緩和 |
抑制系の脳内神経物質GABAの作用を強めて眠気を誘発する |
成分 |
・パッシフローラエキス ・セイヨウヤドリギエキス ・カギカズラエキス ・ホップ乾燥エキス |
薬によって異なる |
形状 | 錠剤 | 主に錠剤 |
耐性 | 形成されにくい | 形成される |
依存性 | 形成されにくい | あり |
パンセダンは鎮静作用に効果の高い植物性の成分なので、習慣性などの副作用が少ないことが特徴です。不眠だけでなく、緊張緩和やあがり症で悩んでいる人にも人気の薬です。ただし、植物性なので効果が穏やかで、物足りないと感じる人も多いようです。
いま主流のベンゾジアゼピン系の睡眠薬は脳の働きを強制的にシャットダウンして、眠気を誘発するものです。パンセダンと違い効果が強いので翌日まで眠気を持ち越したり、吐き気や頭痛、ふらつきなどの副作用が発生しやすいのが特徴です。
効果が強いのは?
先ずは手軽に買えるパンセダンを試してみて、一定の効果が期待できない場合、睡眠薬を検討する方が身体の負担が少なくなるでしょう。最近ではベンゾジアゼピン系と違い、自然に近い生理的な睡眠を促してくれる「メラトニン受容体作動薬」や「オレキシン受動態拮抗薬」もあります。自然に近い眠りを誘発してくれるので、睡眠の質が落ちないことが特徴です。
睡眠効果の強さはパンセダン< メラトニン受容体作動薬・オレキシン受動態拮抗薬 <ベンゾジアゼピン系の睡眠薬となります。効果が強いほど副作用など、身体への負担も多くなります。
パンセダンとは?
パンセダンは1箱あたり24錠入り、1日に2回、2錠ずつの服用となります。ストレスによるイライラや緊張を緩和してくれるので、日中も服用する催眠鎮静薬です。1日に2回の服用で6日分です。メーカー希望小売価格は952円(税抜き)ですが、実際はドラッグストアやネットショップで700円前後で購入することができます。1日あたり2回の服用で116円になります。
パンセダンの効能・効果はイライラ感・緊張感・興奮感の鎮静、これらにともなう頭重・疲労倦怠感の緩和です。
パンセダンの成分・分量
2錠中
パッシフローラエキス 80mgセイヨウヤドリギエキス 20mg
カギカズラエキス 45mg
ホップ乾燥エキス 18mg
添加物として、リン酸水素Ca・CMC・乳糖・セルロース・ステアリン酸Mg・ヒプロメロース・酸化チタン・マクロゴール・銅クロロフィリンNaを含有します。
パンセダンの成分
パンセダンに配合されている4種類全ての生薬に「鎮静作用」が含まれています。イライラして落ち着かない夜、不安やストレスで眠れないときに、4種類のハーブが不眠対策にアプローチしてくれます。詳細を見ていきましょう。
パッシフローラエキスの働きは?
トケイソウ科チャボトケイソウの葉や茎から抽出した成分から作られています。脳の神経を鎮める作用があり、寝つきをよくしたり緊張や不安を緩和してくれます。副作用に眠気やめまい、ふらつき、倦怠感などがあります。
セイヨウヤドリギエキスの働きは?
ヤドギリ科セイヨウヤドリギの葉や枝から抽出した成分から作られています。鎮静作用があり、ヨーロッパでは注射で投与される処方薬です。保湿成分として化粧品に含まれていることもあります。
カギカズラエキスの働きは?
アカネ科カギカズラ属の植物から抽出した成分から作られています。鎮静作用があります。
ホップ乾燥エキスの働きは?
アサ科の多年草つる性植物ホップから抽出した成分から作られています。穏やかに神経に作用し、緊張や不安感を緩和してくれる鎮静作用があります。古くからヨーロッパやアメリカ、インドなどの広い地域でリラックス効果のあるハーブとして用いられてきました。
パンセダンの副作用は?
パンセダンは鎮静作用に効果の高い生薬からできている、植物性の鎮静薬です。植物性なので効果が穏やかで、習慣性などの副作用が少ないことが特徴です。
副作用は皮膚の発疹や赤み、吐き気や嘔吐、食欲不振があります。5~6回服用しても症状が良くならない場合は、服用を中止してください。医師や薬剤師、登録販売者に相談してください。
~6回服用しても症状が良くならない場合は、服用を中止してください。医師や薬剤師、登録販売者に相談してください。
パンセダンとドリエルはどう違うの?
パンセダンで寝つきが良くならない、効果が弱い場合はドリエルを試してみると良いかもしれません。ドリエルは抗ヒスタミン薬の副作用である「眠気」を利用した睡眠薬なので、パンセダンと眠りを導くアプローチがが全く違います。
安心!ハーブ由来の睡眠サプリ
パンセダンは植物由来で副作用が少ないとはいえ、指定第2類医薬品なので身体への影響が心配です。そこで、植物由来の睡眠サプリを試してみてはどうでしょうか?睡眠サプリは食品なので薬のような副作用はありません。
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自然な眠りをサポートする睡眠サプリ
薬は脳の働きを強制的にシャットダウンして眠らせようとします。パソコンの強制終了のようなものですね。ですので脳波が自然と眠っている場合と異なり、リラックスして眠れていないので睡眠の質が悪くなります。
睡眠サプリは薬とは異なり、私達が本来持っている自然な睡眠のリズムに沿う働きをしてくれます。自然な眠りは睡眠が深くなり、睡眠の質が高いので、眠っている間に疲労回復することができます。ですので、朝の寝起きもすっきりしたものになります。
ハーブ由来の睡眠サプリ以外にも、目的別に合わせた睡眠サプリを下記にご紹介しているので参考にしてみてくださいね。なるべく薬に頼らず、自分の力だけで眠れる体質に改善していきましょう。

パンセダンは植物由来なので薬の中では身体に優しいですが、薬である以上は副作用など身体の負担が心配です。日中に運動をする、夜更かしをしない、遅い時間のタバコやカフェインは控えるなど、薬に頼らずに眠るために生活習慣の見直しも行っていきましょう。
※摂取上の注意
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